[小説/コミックス]ラークライズ

『ラークライズ』は19世紀イギリスののどかな田園風景が好きな方に、絶対に読んでいただきたい一冊です。興味のあるところを拾い読みするだけでも、英国の風景が広がることでしょう。登場する人物たちも愛すべき人たちばかりです。

[小説/コミックス]侍女―エリザベス・B・ブラウニングに仕えた女性

『侍女』はヴィクトリア朝の詩人ロバート・ブラウニングとエリザベス・バレット・ブラウニングに仕えた、実在した侍女エリザベス・ウィルソンを主役とした物語です。侍女であるウィルソンの視点で物語が描かれており、メイドとして味わう感情が様々に織り込まれています。

[特集]第2期メイドブーム~制服ブームから派生したメイド服リアル化・「コスプレ」喫茶成立まで(1990年代)

1990年代のカフェ・レストランを軸とした制服ブームに含まれた「メイド服デザイン」を巡る第2期メイドイメージの形成のプロセスを扱います。

[参考資料]近代日本の上流階級―華族のエスノグラフィー

明治時代に誕生した華族を軸に、近代日本の上流階級を取り囲む環境や生活様式を解説する本です。関心があってこのところ近代日本のメイド事情を調べている中で出会いました。相当、面白いです。

[書店フェア向け]英国クラシカル作品・ケイト・モートン『忘れられた花園』

『リヴァトン館』で19~20世紀・英国の雰囲気あふれる作品が描かれたケイト・モートン『忘れられた花園』が発売されたので、この界隈の19~20世紀英国小説作品を集めてみました。

講談社BOX『英国メイドの世界』参考資料一覧

このページは、講談社から2010年11月に刊行される『英国メイドの世界』で参考にした資料を、著者である私がテーマ別に分類・リスト化して紹介するものです。(巻末に掲載できなかった分の資料の補足にもなります)

[特集]同人におけるメイドブームの可視化(1990年代~2000年代前半)

1990年代後半~2000年代前半における同人でのメイドブームを可視化する試みです。現在は「メイドオンリーイベント」のリストを公開しています。

[小説/コミックス]Under the Rose(アンダー・ザ・ローズ)

個人的には、最も海外で映像化して欲しい作品です。『Under the Rose』は英国ヴィクトリア朝の屋敷を舞台とした作品です。ヴィクトリア朝と屋敷と貴族、使用人。この条件でしか成立しない世界は、そこに生きる人間たちの姿だけで、読者を魅了します。

[コラム]パクストンから再考するガーデナーの役割とコスト感覚

本テキストは屋敷の技術集団ガーデナーとコスト感覚として2009年05月12日にブログで公開したものを再構成しました。 Paxtonの話は講談社BOX『英国メイドの世界』にも掲載されていますので、そちらと合わせてお楽しみく

[参考資料]The National Trust Manual of Housekeeping: The Care of Collections in Historic Houses Open to the Public

英国ナショナルトラストが出版した、「歴史的な建造物である家/屋敷を公開するために、収蔵コレクションを手入れする方法」という専門書です。どのように屋敷の貴重なコレクションが扱われるのかを知る、とても面白い資料です。

[参考資料]牧野義雄画集 霧のロンドン

『自転車に乗る漱石―百年前のロンドン』を読んだ時、頻繁に文中に登場した画家がいました。彼の絵は数多く引用され、「当時の日本人がこんな絵を残していたんだ」と興味を持ちました。ロンドンの風景を描いたのは、実は夏目漱石と同時期にロンドンにいたという、日本人画家・牧野義雄でした。本書は彼の画集です。

[参考資料]自転車に乗る漱石―百年前のロンドン

内容は留学した漱石の日記を交えながら、彼が接したイギリス文化を解説していくというもので、思想としては自分の同人誌に近しいものを感じます。特にこの筆者の方に共感が持てるのは、「行間を読み、自分の意思で偏執的に調べ尽くす」ところです。

[小説/コミックス]荊の城

サラ・ウォーターズはデビュー作から『荊の城』までの3作で、ヴィクトリア朝を舞台にした作品を書きました。そのすべてに使用人は登場し、存在感を発揮しました。中でも『荊の城』は物語だけではなく、使用人小説としての完成度が優れています。