2013年12月に刊行された最新8巻の感想を、なぜ1年後に書いているかと言うと、この物語の連ねてきたストーリーと伏線とキャラクター描写がエネルギーにあふれているので、何度も読み返すのが怖く、なかなかそこに向かい合うだけの
タグ: 使用人
[参考資料]従僕ウィリアム・テイラーの日記―一八三七年
『従僕ウィリアム・テイラーの日記―一八三七年』はヴィクトリア朝を生きたフットマンが、その1年間の生活を綴った貴重な日記です。作者は、使用人資料本決定版の『ヴィクトリアン・サーヴァント』で度々登場したウィリアム・テイラーで、彼が見た世界が、ダイレクトに伝わってきます。
[映画/ドラマ/映像]アーネスト式プロポーズ(『真面目が肝要』)
「ヴィクトリア朝の映画を始めてみたい」方にオススメできる、オスカー・ワイルドの喜劇です。邦題がわかりにくいですが、原題は『THE IMPORTANCE OF BEING ERNEST』、日本では『真面目が肝要』と翻訳されているタイトルです。
[映像]THE VICTORIAN KITCHEN(英国ヴィクトリア朝のキッチン)
和書『英国ヴィクトリア朝のキッチン』の元になったBBCの番組『THE VICTORIAN KITCHEN』をDVD化した、貴重な映像資料です。コック経験者のルースと助手のアリスンの2名で、当時のキッチンで当時の料理を再現します。
[参考資料]英国ヴィクトリア朝のキッチン
料理を通じてヴィクトリア朝を描き出す最高峰の資料です。ヴィクトリア朝とメイドに深く関心を抱くに至った契機の本で、私の人生を変えた一冊です。メイドの資料本が少なかった時代、バイブルとしての価値を持ちました。
[参考資料]産業革命と民衆
ヴィクトリア朝に興味があり、産業革命や大英帝国がどのように成立したかを知ろうと思うならば、ゼロからでも楽しめるのが本書です。本当にただ一冊、ヴィクトリア朝の詳しい生活資料を推薦するとなれば、コストパフォーマンスと内容のレベルと面白さでは、この本を選びます。
[映画/ドラマ/映像]Dorian Gray(『ドリアン・グレイの肖像』)
英国ヴィクトリア朝の作家オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』の2009年映像化作品です。グレイを堕落させていくヘンリー卿はあのコリン・ファース。退廃的な快楽の世界に溺れていくグレイの描写が際立っています。