[小説/コミックス]Under the Rose(アンダー・ザ・ローズ)8巻

Under the Rose (8) 春の賛歌 (バーズコミックス デラックス) 著者/訳者:船戸 明里 出版社:幻冬舎コミックス( 2013-12-24 ) コミック ( 270 ページ ) 2013年12月に刊行され […]

[ニュース]2011年夏・秋のメイド・執事・屋敷に関連する映画・ドラマ

2011年夏から秋にかけてのヴィクトリア朝・メイド・執事・屋敷に関連する映画・ドラマの紹介をします。あまり最近はこの辺を更新していませんでしたが、久しぶりにまとめます。英国以外でもメイドや執事が出るので扱っている作品もあります。

[映画/ドラマ/映像]Little Lord Fauntleroy(邦題:小公子)

『Little Lord Fauntleroy』はかつてNHKで放送されたBBC版『小公子』をDVD化したものです。ストーリーは原作そのままですが、原作そのままに作りこまれた背景世界が素晴らしいです。

[映画/ドラマ/映像]8人の女たち

『8人の女たち』は8人の女性を主人公とし、舞台となる館の主マルセルの殺人事件を巡る物語です。国は1950年代フランスで、メイドも出てきます。このメイドがとてもいい味を出していて、個人的に好きな作品です。

[映画/ドラマ/映像]バジル

『バジル』はヴィクトリア朝の著名な作家ウィルキー・コリンズの小説『バジル』(1852年)を映画化した作品です。ヴィクトリア朝期の貴族階級の親子を主人公にして、ある事件をきっかけに息子バジル(Basil)と父フレデリックが訣別し、歳月を経て家族の絆を取り戻していく物語です。

[参考資料]英国メイドの世界(著者による紹介)

『英国メイドの世界』は屋敷の日常生活を、そこで働く家事使用人や所有者の貴族たちの視点で照らした読み物・資料本です。総勢150名以上の実在したメイドや執事、ガーデナー、それに彼らが仕えた貴族や主人たちを含め、その時代を生きた人々が直接語ったり書き残したりした言葉から「屋敷という職場」を再構成しました。

[小説/コミックス]Under the Rose(アンダー・ザ・ローズ)

個人的には、最も海外で映像化して欲しい作品です。『Under the Rose』は英国ヴィクトリア朝の屋敷を舞台とした作品です。ヴィクトリア朝と屋敷と貴族、使用人。この条件でしか成立しない世界は、そこに生きる人間たちの姿だけで、読者を魅了します。

[参考資料]The National Trust Manual of Housekeeping: The Care of Collections in Historic Houses Open to the Public

英国ナショナルトラストが出版した、「歴史的な建造物である家/屋敷を公開するために、収蔵コレクションを手入れする方法」という専門書です。どのように屋敷の貴重なコレクションが扱われるのかを知る、とても面白い資料です。

[小説/コミックス]『エマ』、あるいは『エマ』から受けた影響

日本のメイド漫画の代名詞ともいえる存在になった作品が、森薫先生の『エマ』です。何よりも、本格的にヴィクトリア朝のメイド像を描き、当時の使用人がいた暮らしや時代の雰囲気を、働く姿を、愛情がこもったまなざしで伝える稀有な作品です。「好きだから、描いた」という言葉が似合います。

[映画/ドラマ/映像]高慢と偏見(原題:PRIDE AND PREJUDICE)

『高慢と偏見』はジェーン・オースティンの傑作として、歴史に名を残した作品です。それをBBCが忠実に再現したのが、本作品です。日本ではNHKで放送されました。イギリスの様々なカントリーハウスを撮影場所として、屋敷や華やかな生活が大好きな人にはたまりません。

[小説/コミックス]エアーズ家の没落(原題:The Little Stranger)

英国ミステリ作家サラ・ウォーターズの最新作(2010年時点)の『エアーズ家の没落』は英国の館を舞台にした作品です。第二次大戦を前後する時代の屋敷の魅力を引き出しています。

[映画/ドラマ/映像]THE WOLFMAN(2010:『ウルフマン』)

ヴィクトリア朝を舞台にした狼男を主役とした物語。とにかく、狼男の圧倒的な暴力性が際立っています。貴族の領地と屋敷、暗い森、ロンドンなどを舞台として、「暗い」ヴィクトリア朝描写も楽しめます。

[映画/ドラマ/映像]アーネスト式プロポーズ(『真面目が肝要』)

「ヴィクトリア朝の映画を始めてみたい」方にオススメできる、オスカー・ワイルドの喜劇です。邦題がわかりにくいですが、原題は『THE IMPORTANCE OF BEING ERNEST』、日本では『真面目が肝要』と翻訳されているタイトルです。

[参考資料]英国カントリーハウス物語

文学を始めとして、イギリス貴族、カントリーハウスの歴史、そこに住んでいた人たち、彼らに仕えた使用人、さらには現在観光地として成立するカントリーハウスまで、幅広く扱っています。

[映画/ドラマ/映像]ゴスフォード・パーク

私が個人的にオススメする執事とメイドを扱った映画の中では、最高レベルの作品ですし、そうした要素を離れても、クリスティー作品や英国ミステリが好きな人にオススメできる作品です。

[参考資料]図説 英国貴族の暮らし

田中亮三先生の最新作で、そのものずばりカントリーハウスを中心にした『英国貴族の暮らし』を描き、生活の場としての屋敷で貴族はどのように過ごしていたのかを解説しています。