『日本の執事イメージ史 物語の主役になった執事と執事喫茶』(著者による解説)

『日本の執事イメージ史 物語の主役になった執事と執事喫茶』(久我真樹、星海社、2018年)は脇役だった「執事」が、1990年代に低年齢化が進む中で物語のメインキャラクター・主役となり、2000年半ば以降に主人公作品が急増していく「執事ブーム」を解説する新書です。同書の紹介を著者・久我真樹が行います。

[参考資料]英国メイドの世界(著者による紹介)

『英国メイドの世界』は屋敷の日常生活を、そこで働く家事使用人や所有者の貴族たちの視点で照らした読み物・資料本です。総勢150名以上の実在したメイドや執事、ガーデナー、それに彼らが仕えた貴族や主人たちを含め、その時代を生きた人々が直接語ったり書き残したりした言葉から「屋敷という職場」を再構成しました。