[同人誌]ヴィクトリア朝の暮らし 8巻 この倫敦の、空の下で


解説・補足


サンプル短編小説(解説の手前)

解説・補足

初の創作小説のみの同人誌です。

テーマは、「仕事に生きるメイドさんは好きですか?」

今回は、2部構成です。

ネット公開の短編集+ゲスト様イラスト+書き下ろし

ネットで公開している『ヴィクトリア朝の暮らし』の中から、今まで同人誌に使用していないものを掲載しました。短編集を書いた順番ではなく、テーマごとにカテゴライズし、ゲスト様に挿絵をお願いいたしました。(下部の目次から公開分はすべて読めます)

ゲスト様

のわきねい様(ノースノマド

悠々アソブ様(レプはふ

銀河ぱお様(Rose Marie

短編は書き下ろしの追加や加筆もございます。

連作『この倫敦の、空の下で』+キャラ設定12名分

こちらは、5巻「すべて初めから」に登場した、公爵家の元メイドであるセシリー・29歳が主人公です。20年近い公爵家の勤務を経て、セシリーが選んだ結論は、ハウスキーパーになるため、屋敷を出ることでした。

その「すべて初めから」の続編が、「この倫敦の、空の下で」です。物語は連作と言う形で、「現在進行形のメインストーリー」と、「スタッフとなる登場人物の過去の物語」を交互に織り成す、という方式を実験的に行っています。

ボリュームとしては、短編集の数倍に膨らみました……

イラスト集

もうひとつが、5巻より表紙をお願いしておりますGENSHIさんによる、「この倫敦の、空の下で」に登場する主要登場人物12名(主人階級4人+上級使用人3人+下級使用人5人)の書き下ろしイラスト集です。

メインテーマ

この物語は、単なるメイドの物語ではありません。「仕事に生きることを選び、メイドを卒業して、ハウスキーパーになった」女性の視点で描かれています。「仕事に生きる」その姿が、会社員として働く人たちにとって響くものがあれば幸いです。

ページ数は7巻と同じ、180ページ、本の厚さは約1cm。

同人誌の情報

発行:2006年12月(絶版)
サイズ/ページ数:A5/180ぺージ
頒価:1000円
オフセット印刷

目次

■目次……………………………………………   四

■短編集『屋根裏部屋の少女たち』…………   七

日が昇る、その前に
屋根裏部屋の少女たち
小さな決意
ロンドンへの途上
白い舞台
一言
曇りガラスの向こう
あの方と、さようなら
一日の終わり

■短編集『開かれたドア』……………………  一五

戻るべき場所
開かれたドア
天井を、仰いで

■短編集『階を隔てた世界』…………………  一九

赤い光に包まれて
残された時間
代償

■短編集『私のメイド』………………………  二三

煙立つ街、丘の上で
消えていった未来
白いエプロンと
私のメイド

■短編集『アリシア』…………………………  二七

大好きな人
届かない想いと
別離の前に
アリシア
倫敦の夜(書き下ろし)

■『この倫敦の、空の下で』…………………  三七

序章   鍵束は鳴り響く………………  三八
セシリー・カヴァナン……………………  三九
ほんのひととき
メイドとして生きて
第一章  想いを、形に…………………  四二
第二章  うつくしいひと………………  四七
エミリィ・ハンデル………………………  五一
冷え切ったパイ
私は、つくる
第三章  いとしき日々…………………  六三
第四章  手を伸ばして…………………  七一
ティム・コリンズ…………………………  七三
眠る、階段の下で
第五章  執事……………………………  七九
第六章  涙、流れる……………………  八三
第七章  銀の器…………………………  八七
第八章  いつか見つかる………………  九一
ジーナ・マクブライト……………………  九五
失くした笑顔
壊されて、壊して
最初の時
第九章 青年は執事に出会う…………… 一〇六
デビッド・マーシャル…………………… 一〇九
小さな願い
冬が来る前に
約束
第十章  上級使用人の義務…………… 一二二
エレン&ミナ・キース……………………
明日から
第十一章 続く足音……………………… 一二七
第十二章 はじまりのおわり…………… 一三二
終章   この倫敦の、空の下で……… 一四〇
イラスト・設定集………………………… 一四四

■イラスト・あとがき………………………… 一七〇

■あとがき……………………………………… 一七六