「ヨーロッパのある国」が舞台となる『Dear Emily…』(瑚澄遊智、一迅社)も2006年の作品 です。主人公エミリーは孤児院を出て、メイドとしてコーレスタイン邸で働くことになります。 この物語は、エミリーが孤児院を出
カテゴリー: メイド作品紹介
THE メイド服と機関銃
家庭用ゲーム機にも無視し得ないメイド作品が姿を見せます。その名も『THE メイド服と機関銃』(D3 PUBLISHER、2006年)です。 家庭用ゲーム機作品でオリジナルの「メイドをタイトルに冠した作品」が生まれることも
『ハチワンダイバー』
メイド作品の可能性が広がる中、「メイド」との組み合わせに「棋士」が加わりました。メイド服を着た将棋指しが表紙を飾る『ハチワンダイバー』(柴田ヨクサル、集英社、2006年)です。1巻表紙はメイド服を着た、メインキャラクター
『メイド刑事』
ライトノベルでは『メイド刑事(デカ)』(早見裕司、ソフトバンククリエイティブ、2006年)が姿を見せました。主人公・若槻葵は警察庁長官・海堂俊昭邸付のメイドで、「国家特種メイド」として海堂邸で働いています。その裏の顔は、
『仮面のメイドガイ』
伝統的な「屋敷に仕えるメイド」と「戦闘メイド」の系譜を受け継ぎつつ、突き抜けた極致の作品が、『仮面のメイドガイ』(赤衣丸歩郎、富士見書房、2005年です。 物語は「戦闘メイド」が存在する理由となる「身辺警護」を軸としまし
『メイド諸君!』
メイド喫茶「ミルフィーユ」を舞台に、メイドとして働く女性たちと来訪するオタクの常連客を主軸とした『メイド諸君!』(きづきあきら・サトウナンキ、ワニブックス、2006年)は、今も含めて、最も「メイド喫茶」に踏み込んだ作品の
『ろりぽ∞』
メイド喫茶を舞台にした『ろりぽ∞(アンリミテッド)』(仏さんじょ、一迅社、2006年)は、「メイド喫茶ブーム」そのものが作品の根幹を成し、メイド喫茶同士が「メイドコンペ」で店のランクを上げることを目指す、「メイド喫茶」作
『会長はメイド様!』
『会長はメイド様!』(藤原ヒロ、白泉社、2006年)は少女マンガの世界で「メイド喫茶」を舞台にかつタイトルに含んだ、メイド喫茶ブームを取り込んだ初期作品です。 生徒会長の鮎沢美咲は家計を支えるため、メイド喫茶「メイド・ラ
『それでも町は廻っている』
『それでも町は廻っている』(石黒正数、少年画報社、2006年)は、『ヤングキングアワーズ』2005年5月号より連載を開始した作品です。 表紙をメイド服の少女(主人公の高校生・嵐山歩鳥)が飾るだけあって、メイド喫茶が作品の
わたしのお嬢様 株取引のお嬢様編
『わたしのお嬢様 株取引のお嬢様編』(樹るう、辰巳出版、2006年)シリーズは、『エマ』に連なる英国ヴィクトリア朝のクラシックな舞台設定を持ちながら、第3期メイドブームから親和性が高かった「4コマ漫画」を融合させました。
[コラム]進化する京アニのメイド表現 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のメイドイメージ
2018年1月から放送しているアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、第一次世界大戦後のような背景世界とヨーロッパのドレス的な衣装造形ということで、クラシックなメイドイメージを愛好する私にとって、期待する作品でした
知らない国の物語
『知らない国の物語』(川瀬夏菜、白泉社/花とゆめCOMICS、2002年)は、「お姫様がメイドになる」作品です。小さな国アルデラ王国のお姫様であるローズマリーは、大国ユリネラの第二王子レイノルのいる王宮にメイドとして入り
トランジスタティーセット 〜電気街路図〜
『トランジスタティーセット 〜電気街路図〜』(里好、芳文社/まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ、2009年)は、秋葉原の電気街を舞台に、電子部品店を祖父から受け継いだ高専生の半田すずと、その向かいに「メイド喫