[DVD/映画/映像]
ヴィクトリア朝・エドワード朝・ジョージ朝/摂政朝
『エマ』
原作：ジェーン・オースティン主演：グゥイネス・パルトロー、ジェレミー・ノーザム
この女優、超有名女優らしく、『セブン』（若妻で出演）、ブラッド・ピットの恋人だと本に書かれていました。ですが、映画ははっきり言って主役の『エマ』が人間として最低すぎ、面白くないです。
元々がそういうコメディー調の話らしいのですが、この『エマ』、友人を無理矢理、彼女自身が考える「幸せな相手」と結婚させようと躍起になり、他人の人生の選択を狂わせてばかり、挙句、その振り回された友人が最後に選んだ好きな人を、自分が奪ってしまうのです。
話の筋立ては別としても映画の画面構成やカット割りが意識的なものにせよ、作り物めいて、好きになれませんでした。個人的には髪を下ろしたパルトローの姿を見たかったこと、それに屋敷の「ライブラリー」が、人をもてなす接待の場所になっている点が雰囲気の参考になりました。
ちなみに、あとで気づいたのですが、この映画に出ていた、エマが選ぶ男性役の人は、映画『金色の嘘』でイタリア人公爵を演じている人でした。そちらの役では髭を生やしていたのでわかりませんでした。
