[参考資料]英国メイドの世界(著者による紹介)

『英国メイドの世界』は屋敷の日常生活を、そこで働く家事使用人や所有者の貴族たちの視点で照らした読み物・資料本です。総勢150名以上の実在したメイドや執事、ガーデナー、それに彼らが仕えた貴族や主人たちを含め、その時代を生きた人々が直接語ったり書き残したりした言葉から「屋敷という職場」を再構成しました。

講談社BOX『英国メイドの世界』参考資料一覧

このページは、講談社から2010年11月に刊行される『英国メイドの世界』で参考にした資料を、著者である私がテーマ別に分類・リスト化して紹介するものです。(巻末に掲載できなかった分の資料の補足にもなります)

[小説/コミックス]Under the Rose(アンダー・ザ・ローズ)

個人的には、最も海外で映像化して欲しい作品です。『Under the Rose』は英国ヴィクトリア朝の屋敷を舞台とした作品です。ヴィクトリア朝と屋敷と貴族、使用人。この条件でしか成立しない世界は、そこに生きる人間たちの姿だけで、読者を魅了します。

[コラム]パーラーメイドは屋敷案内をした? しなかった?

本テキストは2003年刊行の同人誌『ヴィクトリア朝の暮らし3巻 貴族と使用人(二)において考察した「パーラーメイドの仕事に屋敷案内は含まれるか」を発展させたものです。

[小説/コミックス]『エマ』、あるいは『エマ』から受けた影響

日本のメイド漫画の代名詞ともいえる存在になった作品が、森薫先生の『エマ』です。何よりも、本格的にヴィクトリア朝のメイド像を描き、当時の使用人がいた暮らしや時代の雰囲気を、働く姿を、愛情がこもったまなざしで伝える稀有な作品です。「好きだから、描いた」という言葉が似合います。