[参考資料]女中がいた昭和

『女中がいた昭和』は現代日本で考えうる限り、最高の「昭和の女中」資料です。『女中イメージの家庭文化史』と補完しあう構成です。編者の小泉和子さんは昭和生活研究のスペシャリストで、また英国マニアお馴染みの『イギリス手づくりの生活史』を監修されています。

[参考資料]女中イメージの家庭文化史

『女中イメージの家庭文化史』は現時点の近代日本から現代にかけての女中(メイド・女性家事使用人)事情を知る上で、最高の資料です。日本の女中を巡る論文は多いものの、経済史や女性史、家庭史と広範に分散しており、日本で「女中だけを研究した単著」は、この一冊だけだと認識しています。